港北区商店街連合会・港北区役所の主催により11月26日（土）に開催する商店街回遊型ウォーキングイベント「こうほくの商店街 ちょいつまみウォーク」で、IoT技術を活用した参加者の行動動態調査の社会実験が行われる。

「ちょいつまみウォーク」は、港北区内の12の商店街の参加店に立ち寄ると、各店から自慢の茶菓などのプレゼントがもらえる参加費無料のイベント。昨年度、9商店街が参加し初開催され、今年で2回目。参加人数は約1,000人。

社会実験では、イベントに参加する商店70店舗と東急東横線、横浜市営地下鉄の駅の改札付近にビーコン受信機を設置。ウォークに参加するグループごとに、行動データ収集用のビーコン発信機を貸与し、参加者がどの店舗にどれくらいの時間滞留したかなどの情報を集め、収集したデータは年齢・性別などの属性で分析し、属性別に立ち寄るお店の傾向などを分析する。

実験は、横浜市経済局が行い、事務局をNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ（横浜市中区）、データ解析を株式会社インフォキューブ LAFLA（横浜市中区）が担当し、ビーコン機器をぷらっとホーム株式会社（東京都千代田区）が提供する。

また、横浜市経済局が2015年度に実施した「ビジネスプラン・ブートキャンプ in Yokohama」で優秀賞を受賞した「TripHugger Inc.」が、旅行者に旅行計画「旅のしおり」の作成を支援するiPhoneアプリケーション「TripHugger」で、エリアマップと店舗情報を提供する。

参加者は、アプリを使って「旅のしおり」を作成・共有することができる。TripHugger Inc.が提供するマップと店舗情報はiPhoneアプリケーション「TripHugger」から利用できる。

アプリは無料でiTunesのサイトからダウンロードできる。

▽こうほくの商店街 ちょいつまみウォーク（横浜市港北区）
http://www.city.yokohama.lg.jp/kohoku/sinkou/shoutengai/sintyaku4.html

▽TripHugger
https://itunes.apple.com/tw/app/id882313848&mt=8